2017年12月

光免疫療法 抗がん剤や手術療法がなくなる。

「がん細胞のみを数分で破壊」「副作用なし」「費用も大幅低減」という画期的な新治療法が大きな期待を集めています!しかも開発したのは日本人研究者なのです


・近赤外線を照射する「光免疫療法」は、がん細胞だけを数分で死滅。
・8〜9割のがんに有効!副作用もなし!
・治療は日帰り通院で、治療費も従来より劇的に低減



がん治療の最新ニュースです。この方法が一般化されればがんの患者さんはほとんどいなくなります。日本でも3-4年後には実用化される可能性が高くなりました。

楽天の三木谷会長が出資してアメリカに専門の会社が設立されたからです。

最近 日経新聞や朝日新聞に掲載されました。
光免疫療法ですが、副作用もなく、入院の必要もなく、安価で、簡単に直せる治療法です。

日本の医療が変わりますね。医療費が安くなります。
抗がん剤、手術が無くなるのです。
これは画期的なことです。

詳しく紹介します。

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光免疫療法」は、がん細胞だけを極めて『選択的』に攻撃し、破壊します。この治療は、「近赤外線」という光を使ってがんを破壊するものです。「近赤外線」とは、TVのリモコンや赤外線通信などに用いられている無害な光線。さらに、がん細胞だけに特異的に結合する抗体というたんぱく質と、その抗体と対になっているIR700という色素がポイントとなります。

IR700は近赤外線を照射すると、そのエネルギーを吸収し、化学反応する性質を持っています。

小林先生
近赤外線に反応して化学反応を起こすIR700を、がん細胞のところまで抗体に運んでもらうのです。

IR700と一体となった抗体を、静脈注射で体内に入れます。すると抗体はがん細胞と結合します。結合した抗体に近赤外線の光を照射すると、IR700が化学反応を起こします。

化学反応で変化したIR700は、がん細胞の膜にあるたんぱく質を変性させ、細胞膜の機能を失わせます。すると1〜2分という極めて短時間で、がん細胞は膨張〜破壊されるのです。

小林先生
IR700の化学反応で、がん細胞の細胞膜が壊れて膨らんでくる。膨らみ過ぎると破れて、がん細胞が破壊されます。

小林先生
体の奥の方にがんがある場合も、細い光ファイバーを患部に挿し込めば、近赤外線を照射出来ます。光ファイバーを使うことで、皮膚がんのような身体の表面に近いものだけでなく、食道がん、肺がん、子宮がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、がんの8〜9割はこの治療法でカバー出来ると考えています。

小林先生
この治療のための入院は必要ないですね。初日に抗体を注射する、そして翌日に光をあてる、それだけが全てです。動物実験上、臨床治験上では特に副作用というのは見られていません。正常細胞は傷つけないで、がん細胞だけを破壊するからでしょう。

本来、免疫細胞が機能していれば、がん細胞は免疫細胞が攻撃することで排除されます。しかし、実際にはがん細胞はどんどん増殖していきます。

実は、がん細胞は、免疫細胞の働きを阻害する「制御性T細胞」という細胞を周囲に集めて、免疫細胞を眠らせるのです。免疫細胞からの攻撃がなくなるので、がん細胞は増殖します。

小林先生
がんが出来た局所の免疫を上げてあげれば、ステージ4という段階でも、転移したがんでも治療が望めます。末期がんでも、可能性としては十分あります。

IR700を付けた抗体を、今度は免疫細胞の邪魔をしている「制御性T細胞」に結合させます。そして近赤外線を当てて、「制御性T細胞」を破壊します。がん細胞の近くにいる免疫細胞は邪魔者がいなくなるので「眠り」から覚め、数十分のうちに活性化して、がん細胞を攻撃、破壊します。

さらに活性化した免疫細胞は、血流に乗って全身を巡り、わずか数時間のうちに転移がんをも攻撃し始めるのです。


小林先生
放射線でも化学療法でも、これ以上は人間の体が耐えられないという限界があります。しかし光免疫療法には抗体の投与量限界も、照射量の限界もありません。がんが再発しても、何度でも治り切るまで出来る治療なのです。

小林先生
IR700を付けた抗体が一番費用がかかる部分ですが、使う量が大したことないので、そんなにお金はかからない。近赤外線は、レーザー1台あればいくら使っても減るものではありません。

保険適用されないとしても、100万円〜200万円のレベルになる見込みとのことです。

抗がん剤治療で月に数百万円かかることも普通なので、従来のがん治療に比べれば、これは相当に低い額になります。(日本の場合は保険適用されれば、「高額療養費制度」もあるので、患者さん自身の負担額は数万円程度でしょう)
急増する医療費は、各国の大きな課題です。

特に日本の場合、国民の2人に1人ががんに罹患します。がん治療費にかかる社会保障費は、莫大なものになっています。「光免疫療法」が普及すれば、医療費の増加に悩む国の財政にとって、大きなメリットになるでしょう。

「光免疫療法」は、アメリカでは異例の速さで治験が進んでいます。アメリカ国立衛生研究所が治験を委託したベンチャー企業は、楽天の三木谷氏が取締役会長を務めています。

小林先生
三木谷さんは父上ががんを罹患されたこともあり、治療法について大変勉強されていた。その中で光免疫療法のことも知り、私を訪ねていらした。私からご説明して数十分で、サポートを即決されました。

私たちはアメリカ政府の公的資金を使って治験を進めようとしていました。しかし、三木谷さんのサポートが始まってから治験のスタートまで、1年半しかかかりませんでした。公的資金であれば、さらに2年程度時間がかかったと思います。

小林先生
当初はどの程度の患者さんに適用出来るか等はあるが、日本で治療として実現するのは3年〜4年後でしょうか。治験自体がアメリカが1年半ぐらい先に進んでいるので、その時間差を埋められるかという点はありますが、三木谷さんは世界同時に実用化したい、と言われています。

小林先生
少しづつですけれども、カバーできるがんを増やしていくかたちを今は考えています。しっかり抗体の数と仕組みを揃えることが出来れば、かなりの方のお役に立つ治療法だと思っています。


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動画
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