No.2253の記事

がん検診は何歳まで行ったらよいか。?

最近、患者さんのお父さん(82歳)が胃がんが見つかり手術をしたらと担当医から言われ、歳だからしないでおこうか悩んだが、やはりがんは病気だから手術をする。といってなさったそうです。
結果は、胃がもたれて、背中が張り、食欲がなく、誤嚥性肺炎になり胃ろうを勧められたそうです。
体力の限界を感じ胃ろうはお断りしたそうです。

さて、胃がんを手術することは正解だったのでしょうか。
外国の例ですとほとんどしないそうです。平均年齢まで生きたので、長生きですから、自然消滅ということで、痛くなければこのまま余生を送るそうです。

しかし、胃がんがあるとわかったら生きていくのも大変ですね。

よって、下記の記事ではないですががんの検診もいつまですればよいのか。考えてしまいます。

具合が悪ければ鍼灸治療をするのも一つの方法です。背中の張りや肩こりも楽になります。食欲もわいてきます。痛みも緩和ケアーとしての鍼灸医療は進んでいますので、薬と併用して可能です。

皆様も考えてがんの検診を受けたらいかがでしょうか。

だからといって、長生きできるわけではありません。人間らしく最後まで生きるのです。

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朝日新聞3月21日記事より

公的ながん検診は、主に40歳以上(子宮頸〈けい〉がんは20歳以上)が対象だ。がんの種類にもよるが、海外では検診を受ける年齢の上限を65〜75歳としている国が目立つ。一方、日本では上限は決まっていない。

 高齢になると、がん以外の病気や老衰で亡くなる人も増える。検診でがんを見つけて治療しても寿命が延ログイン前の続きびるとは限らない。治療で心身に大きな負担がかかれば、検診の利益を不利益が上回る可能性もある。

 日本の高齢者の検診受診率は、全世代の平均とあまり変わらない。厚生労働省の2016年の調査によると、85歳以上の2割前後が胃や肺、大腸がんの検診を受けていた。

 厚労省研究班は現在、検診を何歳まで推奨すべきか研究している。年齢ごとの受診データをもとに、死亡率の変化などを調べる。高齢者への聞き取り調査では、自治体が対象年齢を制限することに抵抗感を示す人が多かったという。

 研究代表の中山富雄・大阪国際がんセンター疫学統計部長は「検診の利益を不利益が上回る年齢を明らかにしたい。高齢者は利益と不利益をてんびんにかけて受けてほしい」と話している。