No.2243の記事

パーキンソン病すくみ足の改善

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新しい年の第一弾臨床からです。

昨年末のことでした。以前から見えている70歳の男性のパーキンソン病の患者さんです。

夕方車に乗って来院しました。駐車場より中々降りてこないのでどうしたかと思っていたら、すくみ足がひどく歩くこともやっとで待合室に来るまで時間がかかってしまったようです。

本人弁
「1時間前に薬を飲んだがいつもは効いてくるのだが今日は動けないどうしてだろう。」

10歩歩くのにも3歩進んでは止まり、床に車のカギを放り投げそれを拾いながら前に進むという方法で歩いていました。服を脱ぎのも時間がかかり、いつものようにおしゃべりはなかった。

さー、どの様に治療しようか悩みましたが、いつも通りにやってみようと考えた。

経絡治療肝虚で証を立て右の太衝に置鍼し足三里の補法を行いました。
なんと置鍼5分くらいすると右の足親指が動き出し(軽いジスキネジア)腹部も柔らかくなってきました。これはいけるかも15分後に置鍼を抜く。

うつ伏せも一人でできる、・・・・これは動けるのでは。背部に2本刺鍼。

治療後、一人で服を着ることもでき、手を上げてさよならの合図をし何事もなかったように帰っていきました。
顔はにこやかに笑って。

改めて鍼灸治療は効くんだ。と実感しました。

【考察】
身体の具合が悪く、ON-OFFがひどく出て
1時間前に飲んだL-DOPAが効きが悪かったのでしょう。
鍼をしたことで巡りが良くなり効きだしたのだと思います。あまり色々なところに刺鍼をしない方がよい。何が効いたのかわからなくなるから。