No.2241の記事

平均余命の延長は要介護期間の延長

健康寿命が延びることはよいがただ生きていればよいわけではない。健康的に活動できなければ、人間らしく生きていなければ

と考えている人は多いだろう。

そのためには、具合が悪いから病院に行けば何とかしてくれる。という他力本願ではいけない。

自分の健康は自分で守ろう。

まず、快食快眠快便で軽度の運動が必要。

これらをできるようにと当院では治療方針を定めている。

鍼灸治療は副作用もなく体の循環を良くする作用がある。結果として免疫力が向上し老化を防ぐことが出来る。

健康で長生きしたければ鍼灸治療がおすすめ。

*****************


平均余命の延長は要介護期間の延長をもたらした

 本研究では、前記3地域の65歳以上の被験者の自立度について、24時間ケアを要する「高度要介護」、毎日ケアを要する「中等度要介護」、毎日ケアは要しない「軽度要介護」、そして「自立」の4群に分け、各群の有病率予測値を割り出した。さらに、将来の社会的介護の需要を明らかにするため、各要介護度の年齢別・性別割合を、2014年の英国人口を基に算出した。

 1991〜2011年の20年間に、65歳時点での平均余命は男性が4.7年、女性が4.1年、それぞれ延長していた。この延長分のうち、男性は36.3%を「自立」で、36.3%を「軽度要介護」状態で過ごすが、女性の58.0%は「軽度要介護」で、「自立」はわずか4.8%に過ぎなかった(図1)。

図1.20年間における平均余命(65歳時点)の延長年数と自立度別内訳



 また、20年間に、65歳以上の高齢者が「軽度要介護」で過ごす年数は、男性で1.7年(95%CI 1.0〜2.4)、女性で2.4年(同1.8〜3.1)それぞれ延長した。「高度要介護」で過ごす年数も、男性で0.9年(同0.2〜1.7)、女性で1.3年(同0.5〜2.1)、それぞれ延長した(図2)。

図2. 平均余命(65歳時点)に占める自立度の割合の推移



(図1、2ともLancet 2017;390:1676-1684を基に、編集部で作成)

 すなわち、平均余命の延長は、健康寿命の延伸によるというよりも、要介護期間の延長をもたらしていることが明らかとなった。事実、「中等度要介護」または「高度要介護」の状態で介護施設に入所する人の割合がCFASU試験結果の状況で継続すると仮定しても、2025年までに英国内で新たに7万1,215の介護施設が必要になると試算された。