No.2225の記事

認知症の予防は35%は危険因子除去で可能

英ロンドン大学精神医学教授のGill Livingston氏ら各国の認知症を専門とする研究者24人のグループ。認知症に関与することが分かっている危険因子のうち、教育レベルの低さ(15歳以降に教育を受けていない)に加え、中年期(45歳以上65歳未満)の聴力低下、高血圧、肥満、さらに高齢期(65歳以上)の喫煙、抑うつ、運動不足、社会的孤立、糖尿病の9つの因子について対策を講じることで、認知症の35%は予防できることが示されたという。
 
 また、これらの因子のうち特に認知症予防で重要なのは「教育レベルの低さ」「中年期の聴力低下」「高齢期の喫煙」の3つであることも分かった。同グループによる分析で、認知症患者数は、15歳以降も全ての人が教育を継続できるようにすることで8%、中年期の聴力低下例を全て治療することで9%、全ての高齢者が禁煙することで5%減らせると推定された。