研究及び資料

漢方的な脈の味方。

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昨日の漢方自由講座ではまだここまではやっていませんが、鍼灸では脈を見ただけで病気の成り立ちが判るのです。これを見ながら鍼の深さや刺激量を考えて治療するのです。

下記は日経ヘルスからの記事です。
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脈のスピードは、日中に速まるのが本来の姿。朝や夜も速いなら、ストレスが強いかも


■風邪のひき始めなど推測

 漢方でも古来から脈で病気を探る「脈診」という診断法がある。左右の手首に、人さし指、中指、薬指の3本をあてて合計6カ所の脈をとる。各ポイントは特定の臓器の病態を反映しているそうだ。

 「数や速さ、リズムだけでなく、脈が触れる位置が浅いか深いか、脈の勢いが弱いか力強いか、滑らかか途切れるかなどをつぶさに読み取る。脈という局所から全身を診るのが、漢方の脈診」と東邦大学医学部客員教授で、吉祥寺東方医院顧問の三浦於菟さんは話す。

●カゼの引き始め→浮の脈になる

 普段より“脈が浅い”と感じたら、カゼのサインかもしれない。そんなときは温かくして、早く寝よう。

●妊娠したとき→滑(かつ)の脈になる

 妊娠すると血流量が増え、脈がダイナミックにドクンドクンと触れる。「もしや?」と思ったら検査を。

「脈の特徴は、短時間で大幅に変化すること。それを診るのが脈診です」。川鍋さんはこう話し始めた。

■ストレスが強い人の脈は 朝晩でもせわしない

 「普段の生活でも、階段を上ったり、何かに緊張すると、すぐに脈が速くなるでしょう? その瞬間の体の状態をキャッチして、刻一刻と変化するのです。鍼治療の前後で脈を診ると、かなり変化しているのですよ」

 ほー、そうなんですか。でも普段、頻繁に脈を診るわけではないので、“変化する”と言われてもピンとこない……。

 「まずは一回、目覚めた直後、日中、寝る前などと時間を変えて触れてみてください。けっこう違うものですから」

 なるほど。実際に試してみると、朝と夜の脈は比較的ゆっくりしている。これが日中(特に仕事中)はもう少しペースが速く、拍動も強く、ややせわしない感じだ。確かにけっこう違う。

 「普段の自分の脈を把握しておけば、何か変化があったとき、“普段と違う”と気づきます」

 例えば、強いストレスを受けた場合、夜になっても脈が落ち着かないことがある。夜だけならまだいいが、一晩眠った朝の脈もせわしないならちょっと問題。それが連日続くようなら、ストレスがたまり始めた証拠。

 「ストレスをため込んでいる人は、自分では気づきにくいものです。でも脈には、体の状態がダイレクトに現れる。毎日脈に触っていれば、そういう変調に気づきやすいでしょう」

 さらに「脈の深さ」というポイントもある。これは、触れた指先を徐々に圧迫していって、どのあたりで強い脈を感じるかを診る。 「少しだけ圧迫したときに最も強いのが標準状態ですが、カゼの引き始めなど免疫活動が活発なときは、『浮脈(ふみゃく)』といって、圧迫し始める前に最も強く脈を触れます」

 おぉーこれは少し高等テク。でも、いつも自分の脈に触れていれば、深さの変化もけっこうわかるものだという。それでカゼがわかるのか。覚えておこう。

■妊婦さんの脈は“玉が転がるように”脈打つ

 では最後にプロの技の話を。東洋医学の脈診では、手首に3本の指を当てる。これを両手で行い、計6本の指に伝わる脈のバランスや、拍動の質感などを感じて見立てをするという。

パーキンソン病に鍼灸治療が有効(動物実験)

動物実験でもパーキンソン病に鍼灸治療は効果があることが証明されました。

膝の後ろと足の指先に鍼刺激を受けたグループの体内ドーパミンの量が正常レベルの8割

とあるように末端に治療したほうが効果がある

当院では伝統鍼灸経絡治療を行っているが、このほうが臀部のみ(痛みの部位)に行ったより効果が高いということも言えるのではないでしょうか。

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【大紀元日本4月23日】より抜粋

韓国ソウル慶煕大学のサビナ・リム(Sabina Lim)研究員は、動物実験台を使って、パーキンソン病に対する鍼治療の効果を研究した結果、鍼治療は実験台マウスの脳内ドーパミンのレベルを維持する効果があり、パーキンソン病の予防と治療に有効であることを証明した。

  人間のパーキンソン病は、脳内でドーパミンを作る細胞の減少が発病の原因である。これらの細胞の減少で十分な量のドーパミンが作られなくなると、神経間の連絡に不具合が生じ、パーキンソン症状を起こすと考えられている。

  研究者たちは、マウスにMPTPという薬物を投与して、マウスの脳内にあるドーパミンを作る細胞を破壊して、パーキンソン病のマウスを作った。このようなマウスに、鍼治療を施し、脳内ドーパミンの量の変化を観察した。

  実験台のマウスは、三つのグループに分けられた。第1のグループは、二日に1回膝の後ろと足の指先を鍼で刺激する。第2のグループは、二日に1回臀部を鍼で刺激する。第3のグループは、鍼の刺激を施さない。

  実験の結果では、MPTPという薬物を投与して7日目に、膝の後ろと足の指先に鍼刺激を受けたグループの体内ドーパミンの量が正常レベルの8割を維持しているに対して、臀部を鍼で刺激したグループと、まったく鍼刺激を与えないグループの体内ドーパミンの量は正常レベルの5割しか残っていなかった。

 この結果により、鍼治療は動物実験台のパーキンソン病の治療に効果があることが証明され、その治療効果は刺激部位に関係することも判明した。

中国による世界標準化で消される日本の医療資源

近年中国では中医学の国際標準化の働きに力を注いでいる。下記の記事は漢方薬であるが、鍼灸も同じように国際標準化を訴えている。私達もただ手をこまねいて見ているわけではない。が、政府はお金も人も出そうとしない。いまこそ、国力を上げて守らなければいけない時期なのに。

なぜ、中国は世界標準を訴えるのか。
それは、漢方薬は生薬の材料を輸出することが出来る。又、処方の方法も併せて輸出することが可能である。これは膨大な経済状態を作ることが出来る。日本政府はなぜ黙っているのでしょうか。それは最先端科学が健康寿命を伸ばすと思っているのだろうか。

中医学を教えてあげるから、他の製品も合わせて買ってください。(自動車や電子機器、軍艦、衣料品、食料など)アメリカや欧米、アフリカ諸国(お金がかからない医療として)などに売り込んでいけるのです。鍼灸の道具の鍼も同じくです。中医学と併せて売るこんでいるのです。


最先端高度医療では健康寿命は伸ばすことが出来ない。理由は年をとると筋力が落ちる。胃腸の力が落ちる。結果として、脳の働きが落ちる。免疫力が下がる。
冷えを取る東洋医学は循環を良くすることで筋力をつけ、柔軟性を持たせることが出来る。胃腸の働きを良くして脳内ホルモンの産生を促す。結果、認知症を防ぐことが出来るのです。これは科学的な薬では出来ない。IP細胞でも難しいのではないでしょうか。(出来てもだれでも出来るわけではない)

もう少し、政府も考えてほしいものです。豊かな日本も作れるし、国民皆さんが幸せになることが出来ます。

最後に製品の話

鍼の道具は日本製が性能では一番。安さでは中国製。韓国製もあるが世界ではあまり使われていない。
お灸のモグサは、昔ながらの手でひねるお灸の材料は日本製以外にはない。外国では作る技術がない。
台座灸(せんねん灸など)の材料は中国、
煙の出ないお灸の材料は韓国製がほとんどです。

漢方薬の原料である生薬の80%以上が、中国からの輸入となっており、日本国内の生産はわずか12%程度。
エキス剤は(生薬を煎じた液からエキス成分を抽出し製剤化した、いわばインスタントコーヒーのようなもの。)日本で開発されたもの。最近は中国や韓国も使うようになってきたが、値段が高いのであまり普及していない。日本では病院で148例も処方が保険で使える。よって漢方は日本が一番発達している。と思うのだが。




下記記事は

http://blog.livedoor.jp/mita_26/archives/8103127.html
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早歩きでパーキンソン病に効果あり・・・米国神経学会(ANN)

これは歩行がパーキンソンに良いという論文であるが、問題は姿勢が不安定な患者、筋強剛が強い患者は早く歩けない。これを解消しなければ下記の結果は無理だと思う。

では薬を飲めば解決するか?

最初は動けるのだが、数年薬を飲んでいるとジスクネジアやウェアリングオフなどの運動合併症を来しやすい。これは薬の副作用ではないか。

私はなるべく薬の量を増やさないようにお願いしている。どうしても動きがとれなければ薬を増やすが

根拠
改訂版ガイドラインでは若年発症で長期レボドパ治療が将来必要なケースであっても、仕事や家事など症状の改善を早急に要する特別な事情があれば、ドパミン内服より治療開始することが望ましい、と改訂された。しかし、過剰な間歇的ドパミン負荷は用量依存性にジスキネジアなどの運動合併症の出現頻度を増加させるため、レボドパは必要最小限に留めるべきとする意見も依然として存在する。


ほとんどは鍼灸治療で関節が軟らかくなり筋肉の硬いのが取れて歩き方が良くなる。

これは今回学会に発表する資料の一部である。

治療前後の測定結果は、TUG:良好17例、不変1例。平均14.18→12.30秒。2minWalking:良好14例、不変1例、悪化2例、平均54.67→ 59.44m。VAS評価:良好16例、不変2例、悪化1例、平均57→36mm

治療直後に歩きが良くなるから、2-3日は効果が持続すればその間に急ぎ足の歩行訓練をすれば下記のような効果を導き出すことが出来るでしょう。

よって鍼灸治療によりパーキンソン病には効果が認められる。という証明です。


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米国神経学会(ANN)は7月2日、定期的なウォーキングが軽〜中等度のパーキンソン病の症状改善に効果があることを示す研究結果を紹介した。Neurology誌(オンライン版)に掲載。

 本研究では、6カ月間にわたり、60人の参加者に毎週3回、心電図を装着し中程度の強度のウォーキング(早歩き)を45分間実施してもらった。参加者に対しては、運動機能、有酸素フィットネス度、気分、疲労度、記憶・思考能力の検査も実施した。歩行の運動強度は、時速2.9マイル(約4.7km)、予備心拍数47%の中強度であった。

 研究では、早歩きにより運動能力と気分が15%、注意力/反応コントロールスコアが14%改善したほか、疲労度は11%低下し、有酸素フィットネス度と歩行速度は7%改善した。運動機能テストでは平均で2.8ポイントの改善が認められ、臨床的に重要な差と考えられる。

 研究者は「認知症を伴わず、独立歩行が可能な軽〜中等度のパーキンソン病患者は、健康な成人の推奨運動ガイドラインに安全に従うことが可能であり、それによって病状が改善する」としつつ、対照群を用いた無作為試験によりこの結果を確認する必要があると指摘している。

腰痛簡単チェック法

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NHKあさイチで腰痛の原因と予防法について取り上げられましたので紹介します。11/14

8割以上が原因不明と言われている腰痛です

金岡先生の4つのステップによる腰痛の原因チェック法です。
(1) 指で押して痛む場所を確認する
(2) 前後左右に体を曲げる
(3) あおむけになって脚を持ち上げる
(4) 筆で感覚をチェックする

(1)の指で押して痛い部分が腰の高さで背骨から指2本分の場所が痛い場合は、仙腸関節。
(1)の指で押して痛い部分が背骨付近が痛い場合は、椎間板または椎間関節。
(2)の前に曲げた時に痛い場合は、椎間板。
(2)の後ろにそった時に痛い場合は、椎間関節。
(3)で痛みを感じたり、(4)であまり感覚がない場合は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の
疑いがある

また安静にしていても長期に痛む場合は、圧迫骨折やがんなどの内臓が原因である場合がある

「腹横筋」という、体の奥にあるコルセットの役割で腰を安定させる筋肉と、「多裂筋」という、背骨ひとつずつについて、腰を安定させる筋肉を鍛えることです。骨で覆われていない腰回りを補強することが腰痛の改善、予防に大切だからです。

腰痛解消する体操
(1)ドローイン

@マットの上に仰向けになって、膝を曲げます。
A息を吐きながらお腹を引っ込め、腰骨を床に押しつけます。

このドローインをすることで、身体に正しい姿勢を覚えさせます。


(2)<ちょっと待ってバランス>腹横筋と多裂筋を同時に鍛えられる動き

(1)肩の下に手、股関節の真下にひざがくるように、四つんばいになる
(2)この姿勢でドローインする
(3)片手を上げる(腹横筋が働く)
(4)手と逆ガワの脚を上げる(多裂筋が働く)
(5)10秒間キープ(2つの筋肉が同時に動く。無理でも反対側も同様に行う)

繁殖期が過ぎたらがんで死ぬのも悪くない 中村仁一先生

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中村仁一先生の講演より(全日本鍼灸学会 東京大学)

がんは痛くない
がんは痛いと思っている方がほとんどではないでしょうか。老人ホームの痴呆の方を看取ってきましたが、手術しない、抗癌剤もしない、63人のうちほとんどの方が痛みもなく苦しまないで旅たちました。痛みはないんですね。もう人生満足に生きていらっしゃった方はがん検診をしなくても良いのではないですか。わざわざ痛い思いをして苦しまなくても。癌でなくなった方はほとんどは治療のため動けなくなって亡くなっているのです。若い人はそうもいきませんがまだやることも沢山あるでしょうから戦ってください。


 医療が必要な理由は大きく分けて、回復の可能性がある場合とQOLの向上が見込める場合の2つです。

どんな高齢でも、どんな状態であろうと、病院へ行きさえすれば、何とかしてもらえるという思い込みが濃厚です。これが、死に際の場合、悲惨な結果を招くことになると思うんです。本来、自然な死は、穏やかなはずなんです。死期が迫ると、飲んだり食べたりしなくなります。もう生きる必要がないからです。おなかもすかないし、のども渇かないんです。ところが、食べないから死ぬと思うんですね。それで、つい余計なことをしてしまうんです。飢餓状態では「脳内モルヒネ」が分泌されていい気持ちになり、脱水では意識レベルが低下するんです。

 つまり、死ぬと言うことは、ぼんやりとしたまどろみの中で、いい気持ちでこの世からあの世へと移行することなんです。これが、私が老人ホームで300人以上の点滴注射もしない、酸素吸入もしない自然死を見てきた結論です。自然な死は、決して、苦しかったりつらかったりするものではないんです。

尊厳死を望む方は、突然具合が悪くなり救急車を呼ぶのはやめましょう。救急車で病院に付着けば必ず応急処置に酸素と点滴はします。(望んでいないのに)呼吸が出来なければ切開するかもしれません。腸が痛ければ緊急手術をします。命を助けるためでしたらなんでもします。(当たり前ですが)やっぱりただでは死ねないんです。苦しい思いをしながら涙ながらに旅立つのです。

抗癌剤。

抗癌剤は発がん物質なんです。猛毒ですが致死量ギリギリすると縮小することがあるんです。それをグラフに出して学会で報告するから治るのかと見間違うのです。
抗癌剤を投与すると、健康状態はマイナスになるのですが、医師が「効く」と言えば、患者は「治る」と思ってしまう。医師は「腫瘍が小さくなることを効く」という意味で言っているのですが、患者は「腫瘍がなくなって治る」と考えてしまう。癌は腫瘍が少しでも残っていたら完治できないという事実があるにもかかわらず、その腫瘍を小さくするために、いわば味方の兵も民間人も傷つけてまでして、ほとんど意味のない腫瘍を小さくすることに執着する。これでは、延命どころか縮命でしょう。
 また、医師も「治らない」ということを認めたくないのでしょう。「何とかしたい」と。もちろん、たまに治った例もあるので、諦めると自己否定につながるし、医学の進歩も肯定できなくなってしまう。こうした医療に対する医師の傲慢と、患者の幻想が、結果的に医療を本来あるべき道から遠ざけ、おかしな方向に向かわせてしまっているのではないでしょうか。

著書に『大往生したければ医療とかかわるな』『老いと死から逃げない生き方』など多数あります。

血液を調べるだけでアルツハイマー病の判定ができる

ニュースを見て驚いた。アルツハイマー病の発症可能性が血液検査で判定できれば、可能性のある方に鍼灸治療をし、脳血流や脊髄液の改善を促せれば予防に役立つのではないだろうか。

脳の神経細胞でアミロイドβ蛋白(Aβ)が作られる
が、Aβ蛋白は互いにくっつきやすく、これが脳外に排出されずに脳内に蓄積し、凝集し老人斑を形成する。
この老人斑は神経細胞を死滅させ、その結果アルツ
ハイマー病が発病すると考えられている。症状が出るまでに10年位用します。アルツハイマー病はゆっくりと進行する病気です。死亡まで80歳以下の場合は10年以上です。寿命まで生きられるということですね。

脳の臭覚の中心がアルツハイマー病の病変に特に影響を受けやすいことから、嗅覚も関心領域だ。アルツハイマー病の比較的初期の段階では、異なる臭いを識別する能力が低下する。

また、脳内のアミロイド斑は目にも蓄積されることが分かっている。目の画像技術を通じて検出可能だそうだ。


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体内時計にリズム 京都府立医大、ES細胞で解明

以前から私は体内時計が狂わす生活をすると癌になりやすいということを話していた。先日の日経新聞にピリオドというタンパク質が、発光させて可視化すると、体内時計は定期的に光を発することが分かった。とあった。

体内時計の発生が細胞分化制御と何らかの関連があるのではないか。・・・体内時計を狂わすと癌になりやすい。という証明につながる。

やはり寝る時間も大切だが、いつ寝るかがもっと大切なことだと(良質の睡眠)思います。

眠りが悪い方は鍼灸治療をすることにより改善されます。と言うことは・・・癌になりづらい。

今後の研究結果に注目したいです。

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「重度嗅覚障害は認知症を伴うパーキンソン病の前駆症状である。

人間の鼻腔内でにおいを感知する部位には、何百万もの嗅覚受容体が存在する。最新の研究から、嗅覚受容体は無秩序に分散しているのではなく、特定の領域に局在していると判明した。その領域は、脳がにおいの快・不快を判別するための前処理など、さまざまな機能を担っていると推測されている。

嗅覚の検査法と判定――嗅覚の検査には、非刺激性でにおいのある物質、例えばひきたてのコーヒー、香水、レモン汁、タバコなどを用いる。閉眼させて、一方の鼻孔を患者の指で押えさせ、閉じていない側の鼻孔へにおいのするものを近づけ、何のにおいかを識別させる。何のにおいか分かれば、鼻腔上部に分布する嗅神経およびその中枢に障害がないと判定する。においが全く分からない場合を嗅覚脱失という。嗅覚脱失や嗅覚低下を来すのは、外傷、炎症(鼻炎)、老化、腫瘍(前頭葉、下部嗅窩部)などの場合である。

武田医師のグループは、嗅覚検査によってパーキンソン病における認知症発症を予測し、認知機能障害の早期発見・早期治療ができる可能を示して国際科学雑誌「Brain」に発表するなど、パーキンソン病や認知症の研究に於いて世界的に注目されている。

運動症状に対する薬物治療が進歩しドーパミン補充薬を始めとした治療薬が数多く開発され長期に渡る病気のコントロールが可能になってきている。しかし、認知・精神機能障害、睡眠障害、感覚障害、自律神経障害などの非運動症状がこれまでの予想以上に多く見られる上、患者QOLに大きく影響することがわかり重要視されるようになってきた。
武田医師らのグループは2012年パーキンソン病患者における重度の嗅覚障害が認知症の前駆症状であるとの研究結果を発表。この研究では、認知機能障害のないパーキンソン病患者44人に「匂い識別覚検査法(OSIT-J)」(産業技術総合研究所が開発)を行い 3年間の経過をフォローした。その結果10人が認知症を発症したが、全例エントリー時に重度の嗅覚障害を示していたことがわかった。つまり嗅覚検査によって認知症の早期発見/早期治療ができる可能性が示唆された。また、重度の嗅覚障害を示すグループは脳画像検査でも、脳萎縮傾向とともに広範な脳機能の低下傾向が見られた。現在、嗅覚障害をバイオマーカーとしてパーキンソン病の認知機能障害に早期に治療介入する臨床研究を進めている。

運動機能改善のためにリハビリテーションはとても重要「薬を飲んだら、身体を動かすことも忘れずに、最初は大変でも繰り返すことで、よい状態が維持できます」と武田医師は言う。

お灸の適応症

「名家灸選」は文化二年(1805年)に越後守、和気惟亨が著した灸の専門書です。

江戸時代はお灸が庶民の健康を保っていたことがうかがい知れます。今でしたら殆どの病気の現象が出たら専門医にかかり薬をのむでしょうが、当時は薬は高い、だれでも処方できない。

お灸はある程度知識があれば(経験があれば)出来たのではないでしょうか。

現代人でも、見よう見まねで出来るのではないでしょうか。身体の不調を覚えたらまずお灸をしてみることです。やってみましょう。(うちの妻はよくやっています。場所は私に聞くでもなく適当に経験でしているのでしょう。)

何にでも効くツボとしては(病気に関係なくある程度の効果は出せる。身体の気の循環を改善させるつぼ)

三陰交、足の三里、手の合谷、関元、腎兪、、肝兪、大椎、百会。


『名家灸選釈義』に記されている病気を適当に挙げてみましょう。

内科:嚥下困難・頭痛・めまい・咽痛(のどの痛み)・しゃっくり・喘息慢性気管支炎・腹痛・下腹部痛・胃酸過多・慢性胃炎・中毒性胃炎・尿失禁・大便失禁・下痢・便秘・貧尿・むくみ・黄疸・痔・脱肛・脚気・

外科・整形外科:腰痛・背部痛・ヘルニア

精神科・脳血管障害:癲癇・うつ病・統合失調症(分裂症)・脳出血・言語障害・脳梗塞・中風

産婦人科/男科:不正出血・不妊症・性病・生理不順・乳腺炎・帯下(おりもの)・乳腺炎・子宮下垂(子宮脱)・睾丸炎・外陰部掻痒症・夢精・避妊

小児科:かんむし・引きつけ・小児の虚弱体質・夜尿症

五官科:眼病・鼻疾患・歯痛・・鼻血

感染症:チフス・マラリア・おでき・結核

その他
わきが・夏ばて・寝冷え

参照:かしま鍼灸治療院HP