がんと鍼灸

樹木希林さんが亡くなられて

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先日、私の大好きな女優『樹木希林)さんが亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。

彼女は全身癌で、最後まで自分の足で歩き、自分でご飯を食べ、普通に暮らしておられた。薬もなるべく飲まないで、数か月前まで映画の撮影に出られていたようです。(昨日NHKスペシャルで放送)
驚いたことに、ご自身で運転なさり、事務所も自宅だったとか。ご自身でギャラの交渉しているさまは滑稽でもあった。

「がんは壮絶な戦いをするもの」とは考えられないように、最後まで全うした生活を送られている。がんも普通の病気ととらえればこんな最後が迎えられるんですね。
多少は苦しいのは他の病気も同じでしょう。

誰かが『がんは怖いものだ。痛いものだ。なりたくない。』というイメージを作ったのかもしれない。

など考えました。

樹木希林さんの感謝申し上げます。

ところで、彼女は鍼灸治療などしていなかったんでしょうか。最後は腰は痛いし歩くのもつらい。と話していました。
鍼灸治療は痛みを取り除くだけでなく、体の循環を良くして、眠れるようにします。食欲がわくようにします。
便秘を解消します。結果として免疫が向上します。
是非お試しください。

がん検診は何歳まで行ったらよいか。?

最近、患者さんのお父さん(82歳)が胃がんが見つかり手術をしたらと担当医から言われ、歳だからしないでおこうか悩んだが、やはりがんは病気だから手術をする。といってなさったそうです。
結果は、胃がもたれて、背中が張り、食欲がなく、誤嚥性肺炎になり胃ろうを勧められたそうです。
体力の限界を感じ胃ろうはお断りしたそうです。

さて、胃がんを手術することは正解だったのでしょうか。
外国の例ですとほとんどしないそうです。平均年齢まで生きたので、長生きですから、自然消滅ということで、痛くなければこのまま余生を送るそうです。

しかし、胃がんがあるとわかったら生きていくのも大変ですね。

よって、下記の記事ではないですががんの検診もいつまですればよいのか。考えてしまいます。

具合が悪ければ鍼灸治療をするのも一つの方法です。背中の張りや肩こりも楽になります。食欲もわいてきます。痛みも緩和ケアーとしての鍼灸医療は進んでいますので、薬と併用して可能です。

皆様も考えてがんの検診を受けたらいかがでしょうか。

だからといって、長生きできるわけではありません。人間らしく最後まで生きるのです。

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朝日新聞3月21日記事より

公的ながん検診は、主に40歳以上(子宮頸〈けい〉がんは20歳以上)が対象だ。がんの種類にもよるが、海外では検診を受ける年齢の上限を65〜75歳としている国が目立つ。一方、日本では上限は決まっていない。

 高齢になると、がん以外の病気や老衰で亡くなる人も増える。検診でがんを見つけて治療しても寿命が延ログイン前の続きびるとは限らない。治療で心身に大きな負担がかかれば、検診の利益を不利益が上回る可能性もある。

 日本の高齢者の検診受診率は、全世代の平均とあまり変わらない。厚生労働省の2016年の調査によると、85歳以上の2割前後が胃や肺、大腸がんの検診を受けていた。

 厚労省研究班は現在、検診を何歳まで推奨すべきか研究している。年齢ごとの受診データをもとに、死亡率の変化などを調べる。高齢者への聞き取り調査では、自治体が対象年齢を制限することに抵抗感を示す人が多かったという。

 研究代表の中山富雄・大阪国際がんセンター疫学統計部長は「検診の利益を不利益が上回る年齢を明らかにしたい。高齢者は利益と不利益をてんびんにかけて受けてほしい」と話している。

光免疫療法 抗がん剤や手術療法がなくなる。

「がん細胞のみを数分で破壊」「副作用なし」「費用も大幅低減」という画期的な新治療法が大きな期待を集めています!しかも開発したのは日本人研究者なのです


・近赤外線を照射する「光免疫療法」は、がん細胞だけを数分で死滅。
・8〜9割のがんに有効!副作用もなし!
・治療は日帰り通院で、治療費も従来より劇的に低減



がん治療の最新ニュースです。この方法が一般化されればがんの患者さんはほとんどいなくなります。日本でも3-4年後には実用化される可能性が高くなりました。

楽天の三木谷会長が出資してアメリカに専門の会社が設立されたからです。

最近 日経新聞や朝日新聞に掲載されました。
光免疫療法ですが、副作用もなく、入院の必要もなく、安価で、簡単に直せる治療法です。

日本の医療が変わりますね。医療費が安くなります。
抗がん剤、手術が無くなるのです。
これは画期的なことです。

詳しく紹介します。

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光免疫療法」は、がん細胞だけを極めて『選択的』に攻撃し、破壊します。この治療は、「近赤外線」という光を使ってがんを破壊するものです。「近赤外線」とは、TVのリモコンや赤外線通信などに用いられている無害な光線。さらに、がん細胞だけに特異的に結合する抗体というたんぱく質と、その抗体と対になっているIR700という色素がポイントとなります。

IR700は近赤外線を照射すると、そのエネルギーを吸収し、化学反応する性質を持っています。

小林先生
近赤外線に反応して化学反応を起こすIR700を、がん細胞のところまで抗体に運んでもらうのです。

IR700と一体となった抗体を、静脈注射で体内に入れます。すると抗体はがん細胞と結合します。結合した抗体に近赤外線の光を照射すると、IR700が化学反応を起こします。

化学反応で変化したIR700は、がん細胞の膜にあるたんぱく質を変性させ、細胞膜の機能を失わせます。すると1〜2分という極めて短時間で、がん細胞は膨張〜破壊されるのです。

小林先生
IR700の化学反応で、がん細胞の細胞膜が壊れて膨らんでくる。膨らみ過ぎると破れて、がん細胞が破壊されます。

小林先生
体の奥の方にがんがある場合も、細い光ファイバーを患部に挿し込めば、近赤外線を照射出来ます。光ファイバーを使うことで、皮膚がんのような身体の表面に近いものだけでなく、食道がん、肺がん、子宮がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、腎臓がんなど、がんの8〜9割はこの治療法でカバー出来ると考えています。

小林先生
この治療のための入院は必要ないですね。初日に抗体を注射する、そして翌日に光をあてる、それだけが全てです。動物実験上、臨床治験上では特に副作用というのは見られていません。正常細胞は傷つけないで、がん細胞だけを破壊するからでしょう。

本来、免疫細胞が機能していれば、がん細胞は免疫細胞が攻撃することで排除されます。しかし、実際にはがん細胞はどんどん増殖していきます。

実は、がん細胞は、免疫細胞の働きを阻害する「制御性T細胞」という細胞を周囲に集めて、免疫細胞を眠らせるのです。免疫細胞からの攻撃がなくなるので、がん細胞は増殖します。

小林先生
がんが出来た局所の免疫を上げてあげれば、ステージ4という段階でも、転移したがんでも治療が望めます。末期がんでも、可能性としては十分あります。

IR700を付けた抗体を、今度は免疫細胞の邪魔をしている「制御性T細胞」に結合させます。そして近赤外線を当てて、「制御性T細胞」を破壊します。がん細胞の近くにいる免疫細胞は邪魔者がいなくなるので「眠り」から覚め、数十分のうちに活性化して、がん細胞を攻撃、破壊します。

さらに活性化した免疫細胞は、血流に乗って全身を巡り、わずか数時間のうちに転移がんをも攻撃し始めるのです。


小林先生
放射線でも化学療法でも、これ以上は人間の体が耐えられないという限界があります。しかし光免疫療法には抗体の投与量限界も、照射量の限界もありません。がんが再発しても、何度でも治り切るまで出来る治療なのです。

小林先生
IR700を付けた抗体が一番費用がかかる部分ですが、使う量が大したことないので、そんなにお金はかからない。近赤外線は、レーザー1台あればいくら使っても減るものではありません。

保険適用されないとしても、100万円〜200万円のレベルになる見込みとのことです。

抗がん剤治療で月に数百万円かかることも普通なので、従来のがん治療に比べれば、これは相当に低い額になります。(日本の場合は保険適用されれば、「高額療養費制度」もあるので、患者さん自身の負担額は数万円程度でしょう)
急増する医療費は、各国の大きな課題です。

特に日本の場合、国民の2人に1人ががんに罹患します。がん治療費にかかる社会保障費は、莫大なものになっています。「光免疫療法」が普及すれば、医療費の増加に悩む国の財政にとって、大きなメリットになるでしょう。

「光免疫療法」は、アメリカでは異例の速さで治験が進んでいます。アメリカ国立衛生研究所が治験を委託したベンチャー企業は、楽天の三木谷氏が取締役会長を務めています。

小林先生
三木谷さんは父上ががんを罹患されたこともあり、治療法について大変勉強されていた。その中で光免疫療法のことも知り、私を訪ねていらした。私からご説明して数十分で、サポートを即決されました。

私たちはアメリカ政府の公的資金を使って治験を進めようとしていました。しかし、三木谷さんのサポートが始まってから治験のスタートまで、1年半しかかかりませんでした。公的資金であれば、さらに2年程度時間がかかったと思います。

小林先生
当初はどの程度の患者さんに適用出来るか等はあるが、日本で治療として実現するのは3年〜4年後でしょうか。治験自体がアメリカが1年半ぐらい先に進んでいるので、その時間差を埋められるかという点はありますが、三木谷さんは世界同時に実用化したい、と言われています。

小林先生
少しづつですけれども、カバーできるがんを増やしていくかたちを今は考えています。しっかり抗体の数と仕組みを揃えることが出来れば、かなりの方のお役に立つ治療法だと思っています。


https://www.houdoukyoku.jp/posts/10637


動画
https://www.houdoukyoku.jp/archives/0009/chapters/28029

がんの術後のケアーを鍼灸で

昨日、千葉鍼灸学会の時の友人が来院。
前かがみで歩いているので、何処かおかしいのかと思い学会の時に声をかけると、足腰がおかしいとのこと。うちに治療に来ればと誘いました。

彼は今年初め大腸がん(s.1)が発見され内視鏡で手術をする。その後、お腹が張り、便秘が続いている。やる気が起きなくて悩んでいたそうです。鍼灸で治療しようにもどのようにしたら良いかわからず(彼はスポーツトレーナーで活躍している有名な方でスポーツ鍼灸が得意分野)、どのようにしたら良いか思案中でした。

私のように経絡治療をすることで自律神経の働きを良くし、丹田の弱っている状態を改善する。と、背筋が伸び胃腸の働きもよくなってくる。腸の働きは便秘のツボを使うのではなくお腹が柔らかく服力が出てくるように治療すると改善できる。

後は、朝スクワットをしウォーキングをすると身体全体に力が出てくるのです。

当院にはこのような方が多く見えています。

漢方の考え方も同じようです。
以下読売新聞より記事を一部抜粋しました。

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鍼灸学会にてがんと鍼灸で発表

昨日10日東京大学を会場として全日本鍼灸学会が開催された。会頭は東京の杏林堂院長の小川卓良先生であった。会頭口演は今までの集大成ともいえる、鍼灸治療の今後の可能性であった。鍼灸治療はすばらしい。今から30年後をみすえて、鍼灸が真の医療として認められるように、効くという証明をしなければいけない。という話であった。

私はがんと鍼灸というシンポジウムにて開業鍼灸師の立場から指定発言をした。他のシンポジストたちは大学の先生で有り、皆末期がんの患者さんに対して緩和ケアーとしての鍼灸が役割ではないか。抗がん剤の副作用に対してしびれや嘔気などによく効く。痛みに対しても不安感に対しても効く。往診をすることも今後の役割ではないか。ということだった。

私は、「患者さんサイドからみたら、緩和ケアーという言葉を聞いただけで諦めろというようにとらえてしまう。鍼灸は体全体を見る医療であり、がんだけをみているのではない。前向きに生きるという事を患者さんと共に願って治療を勧めたい。だから、緩和ケアーではないんだ。笑って笑顔で過ごせる生活をしたい。」と話し乳がんが縮小した事例を話した。

話を聞いて感銘を受けたという方が数名おられたことは嬉しかった。

それから、がんの患者さんで亡くなった方も数名おられるが、どなたも痛みでのたうち回った方はいない。もし痛みが強くなったらその時はモルヒネを打てばよいのであって、患者さんが望むのであれば過激な治療をしなくても良いのではないだろうか。

こんな話を壇上でするのは私くらいかもしれないが大切なことは患者さんの意思を尊重することです。

と最後は一人で👏してしまった。

諸外国では鍼灸を取り入れているところが多く日本が一番遅れているのかもしれない。という話もありました。
医学部でもカリキュラムに鍼灸を取り入れるところも増えているそうで、今後はもっと増えてくるでしょう。

腹部脂肪が増えるとがんリスクが上昇

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最近の研究に脂肪がつく場所によりリスクが上昇するという論文が発表された。

これは面白いことで、鍼灸というのは体の状態を見ながら触って判断するのだが、(これは西洋医学ではないことです)腹部と臀部に脂肪がつくとがんのリスクが上がるというのは、私も同じことを考えていた。

冷えが強い人は上半身は太っていないが下半身、特に臀部の周りの脂肪が多い傾向がある。これはダイエットしても簡単には減らない。循環が悪いだけでなくホルモンバランスも悪いからだと思う。また、腸の働きも悪く便秘をしやすい。脳内ホルモンは腸で作られ、便秘をするとホルモンの出が悪くなる。よって自律神経やホルモンバランスが極端に悪くなると更年期障害がひどくなったり、最悪はがんになるのではないか。

これこそ、東洋医学が一番得意とする治療ではないだろうか。

日頃より鍼灸の治療をすればがんのリスクは下がる。

と考えていたのです。

これを学会で発表すればよかった。

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